ご注文時の、各種条件指定方法、及びご注意事項

【注文条件について】

  • 通常注文・・・注文方法の中で、一般的な発注方法であり、現物取引の買/売、信用取引の新規買/売り、返済売/買の「成行注文」、「指値注文」を発注することができます。
  • 逆指値注文・・・「指定の株価以上になれば買い注文を出す」、「指定の株価以下になれば売り注文を出す」という一定の条件をつけて発注する注文のことです。通常の指値注文と逆の条件をつけた注文となるため「逆指値注文」と呼ばれています。
  • 通常+逆指値注文・・・指値注文(通常注文)と逆指値注文とを組み合わせた注文形態のことで、利益確定の指値注文とロスカット(損失限定)の逆指値注文が同時に発注できる注文です。

「逆指値」注文および「通常+逆指値」注文機能のご利用について〔pdf 239kb〕

【対象となる商品・取引】

  • 現物買付/売付、信用新規建て買付/売付、信用返済売/買 です。

【可能額・株数のチェック】

  • 通常注文と同様に注文単価(指値、成行)においては値幅チェックが行われます。ただし、条件単価(「株価が~以下」、「株価が~以上」)については値幅チェックは行われません。
  • 通常注文に準じて、発注時に以下の条件でチェックを行います。

■現物株式取引
 ・買付・・・指値注文の場合は「ご注文の指値」×「株数」+「手数料・消費税」で算出した額、成行注文については「制限値幅の上限」×「株数」+「手数料・消費税」で算出した額が、現物株式買付可能額より拘束されます。
 ・売付・・・保有株数以内。

■信用取引
 ・新規建て・・・成行注文の場合は制限値幅の上限、指値による買建の場合は指値、指値による売建の場合は指値と時価の高い方、に株数を乗じて算出した額が、信用新規建て可能額より拘束されます。
※「通常+逆指値」注文の場合には、「通常」注文の単価と「逆指値」注文の単価を比較して概算代金が高い方で拘束され、逆指値条件に到達して「逆指値」注文が発注された場合には、「逆指値」注文の単価により算出した概算代金で拘束されます。

【執行条件】

  • 「逆指値」注文については、注文入力時には執行条件の設定ができません。逆指値条件に到達して市場へ発注されてから「通常」注文と同じ条件で執行条件の訂正が可能となります。
  • 「通常+逆指値」注文については、注文入力時に「無条件」、「不出来引け成行」の設定が可能です。逆指値条件に到達して市場へ発注されてからは「通常」注文と同じ条件で執行条件の訂正が可能となります。

【有効期限】

  • 当日(当日が非営業日の場合は、翌営業日)を1営業日目として、10営業日目までご指定可能です。ただし、「通常」注文と同じく下記に該当する場合には注文の繰り越しは行いません。
  • 翌日に注文を繰り越す時点で値幅制限を超えた指値となった場合

※システム変更等により、注文の繰越処理を行わない場合があります。(ログイン画面等でご案内いたします。)
※注文を翌日に繰り越すための値幅チェック(繰越処理)は、毎営業日18:00頃完了します。この値幅チェックが完了するまでの間、対象となる注文の訂正・取消はご入力いただけません。
また、繰越処理において注文単価が制限値幅を超えた指値となった場合は、その注文は失効となります。なお、16:00~18:00の間は、出合注文にかかる可能額・株数の拘束が一旦解除になり、繰越処理が完了した時点で、再度可能額・株数の拘束を行います。この16:00~18:00の時間帯に他の注文を発注されて、元々発注されていた注文を繰り越すことにより可能額・株数が不足する場合には、元々発注分の繰り越しは行わず、失効となります。

■その他、繰越注文が失効となる場合
以下ケースの銘柄については、翌朝バッチ処理(午前3:30~午前5:30)で、’受付エラー’表示により失効となります。
 株式分割、株式併合の権利落ち(配当落ちのみの場合は除く)が発生する場合…「権利落ちのため」
 売買単位の変更がある場合…「売買単位変更のため」
※上記以外に通常の以下ケースの’受付エラー’表示による失効もあります。
各営業日の繰越処理時(15:40、17:40頃)、および翌朝バッチ処理時(午前3:30~午前5:30)で以下条件に該当した場合に失効となります。

  • 売買停止状態の場合…「売買停止のため」
  • 銘柄別・市場別規制の場合…「銘柄規制のため」(取引別、信用区分別、売買別での取引禁止・成行禁止の場合)
  • 顧客・銘柄別取引停止の場合…「顧客・銘柄規制のため」(取引別、売買別での受付停止の場合)
  • 即日現金徴収銘柄に該当した場合…「即日現金徴収銘柄のため」  (新規注文、現物買い成行注文)

【「逆指値」注文、「通常+逆指値」注文におけるご留意点】

  • あらかじめ設定した逆指値条件に到達した場合であっても、相場状況によっては約定しない場合もございます。また、相場の急激な変動等によっては、想定外の価格で約定する場合があります。
  • お客様が設定された逆指値条件に到達した場合には速やかに発注しますが、お客様が条件設定を行い発注入力が完了してから当社システムが市場に発注するまでの間にタイムラグが生じる場合があります。
  • お客様が発注入力をされた時点で逆指値条件に市場価格が既に到達している場合には、即時発注が行われます。
  • 後場終了時に逆指値条件に到達した場合や、前場または後場終了間際に逆指値条件に到達した場合には市場へ発注できず逆指値条件への切替失敗となる場合があります。「逆指値」および「通常+逆指値」注文において逆指値条件への切替失敗となった場合は自動的に取消となります。また、後場終了間際で逆指値条件への切替失敗となった場合には繰越処理において、注文期限日付きの注文の場合には翌日以降に繰り越されることなく失効となります。

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